川越駅、腰痛トレーナーの押田です。
先日、所属している日本SAQ協会のシンポジウムに参加してきました。
毎年おこなわれていて、全国で活躍しているトレーナーの方々が来場されています。
今回の講演では、
・室伏由佳さん(女子円盤投げ、ハンマー投げ)
・阿部勝彦さん(日本バスケットボール協会スポーツパフォーマンスコーチ)
・スコット・フェルプス(日本SAQ協会テクニカルアドバイザー)
・三宅宏実選手(女子ウエイトリフティング)
活躍するコーチ、アスリートの貴重なお話を聞く事ができました。
中でも興味深かったのが、アスリートの家系に育った室伏由佳さんのお話。
「トレーニングを沢山すれば強くなれる。」
そう信じてトレーニングを頑張ってきたものの、疲労・気力低下で良い結果が出ない。
メンタル的にも悩んでいたと。
トップアスリートであった、お父さんのアドバイスを素直に聞けずにいたそうです。
実は室伏さん、アスレチックトレーナーからの指導を受けるようになったのは、現役を引退する1年前からだったそうです。
驚きの事実。
御苦労されていたんですね。
室伏さんがおっしゃっていました。
「最適な状態をトレーニング中に確認する。」
気力、体力ともに高まり過ぎてもダメ。
本番中でも目標設定を下げることが出来ると良いと。
トレーニング実技もあり、とても勉強になりました。
このような機会を設けて頂いたSAQ協会の皆様、本当にありがとうございました。
今後トレーニング指導の時に、選手の気持ちに寄り添い、手助けできるように精進していきたいと思います。
【今日の一句】
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